2013年12月4日水曜日

南三陸町のコミュニティカフェ「リアン」

南三陸町歌津の管の浜(くだのはま)、カフェ・ド・リアン。
津浪被害の甚大だったこの地域もほとんどの建物が流されてしまいましたが、この建物だけが残りました。オーナーの女性は残った建物を改築してヘアサロンをしながら、使っていない部屋を地域の人たちが集う場にしたいと思っていました。オーナー自身も仮設住宅で生活しているから、狭くて息苦しくなる気持ちがとてもわかる。きっと息抜きの場が必要。そんな相談をわたしたちにいただき一緒に考えたのでした。
いくつかの助成金やボランティアの力を借りて、セルフサービスのカフェが昨年できました。


2013年12月3日、火曜日。
ウィ主催の手作りの会を2階で開催。その間わたしは1階のカフェでノートパソコンを開いて仕事をしていました。
女性が入って来て隣の席で珈琲をのみ、ぽつりぽつりと話し出しました。

「パソコン持っていたけどね。全部流されて今は仮設で住んでるの。夫と二人だけど、それでも仮設の部屋にいると(狭いから)息苦しくて、(髪を切る前に)ちょっと早めにきてここでゆっくり珈琲をのむの。ここの珈琲美味しいのよ。」

自宅も流されてしまったけど、それでも住宅ローンが残っていてやっと最近払い終わったのだそうです。この場所で珈琲をのんでいるとほっとする、そう笑いながら、どんな髪型にしようかと悩みつつ隣の部屋のヘアサロンに入っていきました。

実は、この場所を維持するには、電気代、灯油代、水代などのコストがかかるので容易ではありません。でも、この場所が本当に必要な人がここに来てほっとする場になっているのを見て、嬉しくなりました。

明日はニットカフェを開催しますよ。地域のみんなが集う場、ほっとする場、カフェ・ド・リアン(フランス語で絆)です。

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ちなみにリアンの珈琲が美味しいのには理由があります。
岐阜の自家焙煎珈琲工房ひぐちさんの珈琲なんですよ。最高の珈琲豆を使い、人と環境にやさしいサステイナブル珈琲を提案するひぐちさんの珈琲はひと味違います。
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ウィメンズアイ・スタッフ
石本めぐみ



※この事業は、WEが提案する「広域生活圏におけるテーマ型コミュニティ育成事業」のプログラムです。本事業は「みやぎ地域復興支援助成金」の助成を受けて開催しています。




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